1959年6月30日、突然米軍のジェット戦闘機が、石川市(現うるま市)の住宅街へ墜落し、隣接する宮森小学校に炎上しながら激突し、住民6名、学童11名の尊い命が奪われ重軽傷者210名という大惨事になった。「石川・宮森ジェット機墜落事故」である。さらい200年8月13日、米軍大型輸送ヘリが沖縄国際大学に墜落、幸い民間人に負傷者は出なかったが、これもあわや大事故となるところで「沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事件」として記憶に新しい。実際に起きたこの二つの米軍機墜落事件をモチーフに、オスプレイ配備で揺れる今の沖縄・日本に平和とは何かを問いかける問題作。。

 戦闘機の爆音による騒音被害、米兵による乱暴狼藉、そして墜落事故と、全国の7割もの米軍基地を抱える沖縄では、これらのことは日常と隣り合わせに存在しています。ですが、基地のこととなると、沖縄と本土との温度差が大きいとよく言われます。私たちは、この映画の上映を通して、その温度差を少しでも埋めることができればと、そして、未来の平和な世界を作っていくきっかけになることを願っています。



監督 及川善弘

出演 長塚京三/須賀健太/能年玲奈/福田沙紀

上映時間110分

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